■シュートオンムーブ

視線と狙点が同一線上にありながら、移動の際に、銃口を前面に構え、頭を平行に移動させることで、
狙点をぶらさない歩行技術を『シュートオンムーブ』という。日常の歩行では、1歩あゆむ毎に頭が上下
するが、『シュートオンムーブ』では、頭を上下させないことで、狙点を固定することができ、速く、確実な
シューティングを実行できる。上半身は、平行移動させながら、足はしっかりと膝を上げること。
(音を立てないためにも、トラップに引っかからないようにするためにも、床に散らばる空の薬きょうで
スッテンコロリンしないためにも、すり足はNG)
標的が小さければ小さいほど『シュートオンムーブ』の技術が生きてきます。

『訓練マニュアル』で触れた『ビックリ箱』を訓練しておけば、相手がどのような状況にあっても、
相手に近づくことができるようになります。
相手が、銃を構えていなければ、フリーズコールをかけることが可能となります。
運転中はハンドルから手を離さないことと同様に、銃口を下げることは、一瞬のすきを作ることになり
ます。
次に、銃口を下げずに、マガジンを交換する、タクティカルリロード、さらに、銃口を下げずに索敵する
ショートレンジスタンス・ミドルレンジスタンス・ロングレンジスタンスについて説明します。
■POINT■
□戦闘中においては、移動中も、クイックピークやカットパイする時も、索敵するときも、必ずシュートオン
ムーブの体勢を維持すること。
□前方の視線をはずすことは、よそ見運転することに例えられる。銃口を前方からそらすことは、
手離し運転に例えられる。ライフルは、状況が終了するまでは、両手で保持し、視線と狙点が
同一線上にあること。リロードする際に、ライフルを片手で保持するときは、利き手でグリップしながら、
バットプレートを肩にしっかりと着け2点で構えること。
□スリングの調節・・・スリングは、ライフルを片手で保持したときに、肩と、片手と、スリングの3点で
安定させるように長さを調整します。銃を肩に担ぐためのアクセサリーではありません。