CQBとは、
直近では、クロス・クォーター・バトル(Closs Quarter Battle)の頭文字
をとって、CQBと略す。日本語の直訳では、至近距離での戦闘を意味する
ことから、「近接戦闘」と表現される。かつては、クローズド・クォーターズ・
バトル(Closed Quarters Battle)=「閉所戦闘」として、閉鎖された
空間での戦闘としての一つの戦術概念が、発端となっている。
CQBとは、主に市街地と、建物内での戦略的戦闘を指し、森林・平野・
山岳部での戦闘と対比される。オープンエリアでの戦闘の場合、航空機
や戦車等の大きな火力による攻撃が可能であるが、市街地や、建物内で
の戦闘では、友軍をも攻撃してしまうことになる。従って、戦闘の技術が、
限定された火器を用いることから、オープンエリアでの戦闘技術と自ずと
異なってくる。これを、区別して、近距離での戦闘(もしくは、戦闘技術)を
CQBと称する。CQBでは、短機関銃や、スナイパーライフル、ハンドガン、
グレネード、スタングレネード、ナイフ、徒手格闘を中心とした、戦闘技術が
確立されつつあり、人質救出、建物を破壊せずに重要な建物を確保する
ことを目的とした戦略上重要な戦闘技術として、特殊部隊やSWATの必須
技術となっている。基本的な概念は、テロリストのアジトを急襲したり、人質
を救出するための技術を研究したSASの発出とされている。